大阪大学主催『文部科学省・がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン「地域・職種間連携を担うがん専門医療者養成」第3回 患者会交流会』が開催され参加しました。
患者側からは、がん患者サポートの会「ぎんなん」の辻恵美子代表、乳がん患者会「水琴窟の会」中村弘子代表、大阪肝臓友の会の西村愼太郎事務局長、大阪赤十字病院内患者会「のぞみの会」渡邉美紀代表と私の5人が出席。
がんプロ側からは、松浦成昭・事業責任者(府立成人病センター総長)他、大阪大学、京都府立医科大学、奈良県立医科大学、兵庫県立大学、和歌山県立医科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学の医療者、阪大がんプロ大学院生8名の計28名が参加しました。
がんのプロの医療者育成をめざすがんプロサイドが、いかに、患者の意見に耳を傾けようとしてくださっているか、その意気込みを感じました。
話し合いの内容は多岐にわたりました。
@検診のあり方
A告知を受けた患者のフォロー体制
Bインフォームドコンセントの充実
C医師の患者との向き合い方・接し方
Dセカンドオピニオンを患者は言い出しにくい、言いだされた時、医師は傷つく?
Eがんは患者の一部、すべてではない
F患者も死生観をしっかりともって治療の止め時を感じとるべき
G尊厳ある終末期をがんプロ教育でも取り入れてほしい
H誰が主治医か(集約的がん治療の場合)
I働き盛りの若い患者に目をかけてほしい(特に看護士さんへ)
J患者側からサインを送ってくれると看護師も役に立ちたいと思っているので、やりやすい
K乳がんの「全摘」と「部分切除」。 納得のいく説明を。
Lがんプロの地域連携とは?
M大学病院と関連病院との連携は? 在宅医との連携は?
Nがんプロでも「在宅医療のプロ養成」コースが必要
これからも話し合いを続けていくことを確認し、終了しました。
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