交通遺児作文集「天国にいるおとうさま」は、山本の人生を決めた一冊。
幼いとき、兄を交通事故で亡くした山本は、1970年(昭和45年)、立命館大学3年生のとき、全国学生交通遺児育英募金に参加し、梅田花月前に10日間立って募金を呼びかけた。そして、交通遺児作文集「天国にいるお父さま」(写真)と出会い感涙。夭折した兄の無念さや、両親の悲しみが一気に胸にあふれた。
その後、ボランティアグループ「大阪交通遺児を励ます会」を結成。仲間たちと、交通遺児と母親の作文集「おとうちゃんをかえせを発刊した。
大学
卒業後、交通遺児育英会に就職し、国会議員になってからも、交通事故問題に取り組んだ。 |