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衆議院議員山本たかしの国会日誌
蝸牛のつぶやき
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7月11日号
いよいよ明日から参議院選挙が始まります。21世紀最初の、また、小泉内閣発足後、 初の国政選挙です。今後の日本社会のあり方や、世界やアジアにおける日本の位置づけ、地球の未来への 責任など、議論すべき課題がたくさんあります。
小泉「改革」への評価も問われます。もっとも、改革の手順や内容について、小泉内閣は、すべて参議院選挙後に先送りをしていますので、選挙を戦う政権与党としては、後出しジャンケンのようで、ずるいと思います。
小泉食堂の「改革定食」は、苦い味がするのか、かめずに飲み込むしかないのか。それは食べてみなければわからないでは、店主失格です。
民主党の政策への理解を求めて、大阪府内を歩き回っています。商店街では、シャッターの閉まった店が多いことに驚きました。私が育った、大阪市内の南久宝寺町の問屋街も、歯が抜け落ちてぼろぼろになったような状態でした。倒 産の張り紙も目にし、胸が痛みました。
淀川区の商店街で、七夕飾りの短冊に、「お父ちゃん、リストラされへんように」と書いてあるのを見たときは、景気の悪さが、子供たちの心にも暗い影を落としている と痛感しました。大変な状態です。
この10年、自民党は、まず景気回復と称して、公共事業を展開してきましたが、景気は回復せず、残ったのは膨大な借金だけ。明らかに、経済・財政運営は失敗でした。 暮らしの安心を実感できなければ、個人消費は回復しません。
小泉改革への期待率の高さは、自民党を壊してでも改革を進めるという、その姿勢への共感でしょう。私も、厚生大臣であった小泉さんと、衆議院厚生委員会でたびたび議論を戦わせましたが、「無定見に国債を増発して、借金を増やすべきでない」という、当時としては自民党内での少数意見を堅持する小泉さんに期待しました。
しかしながら、頑固さは、時に問題です。介護保険では、低所得者に保険料や自己負担が重いこと、施設と利用者との契約制になるといっても、入所を急いでいる立場の者にとって、できることは、あちらこちらの施設に入所申込を片っ端からすることし かない(現実に、そうなっています)と指摘しても、「完全な制度はない。悪ければ変えればいい」との返事で片づけようとしました。
介護保険の導入にあわせて改革が約束された、医療保険制度の改革についても、小泉さんは約束を反故にしたままです。
小泉人気はすごいけど、小泉さんが崇拝する市場原理至上主義、役に立たないものや無駄なものは切り捨てればよいとの「超合理主義」の危険性も感じています。国民の皆さんも気づいて欲しいと願っています。
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発行者 衆議院議員山本たかし
IDナンバーは0000021451です。
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