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衆議院議員山本たかしの国会日誌
蝸牛のつぶやき
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4月27日号
昨日に引き続いて、厚生委員会で社会福祉事業法改正法案の審議。今日は、午前と午後に各3人の参考人から意見を聴取した。
本会議の終わった午後からは、園遊会があるし、選挙区が気になるしで、委員40人の厚生委員会は、がらがら。野党議員は10人いるのに、自民党と公明党の与党議員は2人しかいない時も。あんまりではありませんか、与党の皆さん。私が質問をした昨日も同じような状態。ラジオを聞いている人もいたんですよ。ここだけの話ですが。
ところで、法案は、これまで措置制度であった障害者福祉を、利用者と事業者の契約制度にすることが骨子。問題は、50年ぶりの改正というのに、どのような理念で新しい法案を作るのかということ。
社会福祉法案第3条(福祉サービスの基本理念)は、「(障害者は)その有する能力に応じ」福祉サービスを利用でき、第4条(地域福祉の推進)では、「(障害者は)活動に参加する機会が与えられる」とされている。私は「得られるように」とすべきではないかと思う。「与えられる」では、恩恵的、施しの思想に縛られていると思うのです。そう指摘したら、厚生省官僚は、「これまでの法案の文言を引用したので」と答弁。「大改正」というなら、新たな理念に基づいて、一から法案を書くべきですよ。
森総理が、「投票日を土曜日にしたら」と言ったとか。今の制度では、選挙戦は火曜日に始まって、日曜日に投票日を迎える。森さんの考えだと、月曜日に始まって、土曜日に投票日となる。これだと、これまで選挙期間中に2回あった土曜日は、1回しかない。選挙の盛り上がりは期待できない。投票率をあげる方策を考えなければいけないときに、低投票率を「期待」して土曜日の投票日を提案するなんて、浅知恵が過ぎるのでは。
明日から、連休の5日間を利用して、森総理はサミット参加国7カ国の首脳との会合を行う。「あいさつ外交」と酷評されたけれど、あわただしく訪ねてくる日本の総理は、どのように評価されるのかなぁ。官僚達は、「成果」を準備しておくのだろうけれど、御苦労なことだ。
5月11日号
少年犯罪の続発に押し出されるようにして、少年法改正法案の審議が始まった。焦点は、保護主義から刑罰主義に変えるのか、刑事責任を問う年齢を何歳からとするのか。
各党代表質問。自民党の笹川尭さんは笹川良一・元日本船舶振興会会長の息子さん。「犯罪防止には親孝行を」と説くかと思われたがハズレ。
公明党の倉田栄喜さんは、今国会限りでの引退が決まっていて「最終質問」。弁護士らしく、刑罰強化で犯罪は抑止できない。学校教育の見直しなどが必要と強調。
民主党の佐々木秀典さんも、共産党の木島日出夫さんも弁護士。倉田氏と同様、総合的な対策が必要との主張を展開。
保守党の安倍基雄さんは、刑罰強化を主張。自由党の西村真悟さんは、議場の期待通りに、「祖国愛を育てなければ少年犯罪は無くならない」と強調。安倍さん同様に「厳しさ」を求めた。ちなみに彼も弁護士。
社民党の保坂展人さんは、「トイレ掃除の奨励と(森総理の発言)、学校の先生が生徒を殴れば(自民党の亀井政調会長の発言)、少年犯罪は無くなるのか」と声を張り上げる。
議場からは、自民党の中野正志さんが、「教育が子どもをダメにした」と「日教組批判」を野次り続ける。
本会議の定足数は3分の1。500人中170人位いないと、その時点で法案審議ができなくなるが、見渡せばもっと少ない。流会を恐れた自民党の古賀国会対策委員長が、自民党議員に議場に戻るよう指令を発した。ぼちぼちと戻ってくる議員。異様だったのは、本会議場の左奥の席でじっと前を見つめている橋本龍太郎元総理。古賀さんも、指令の後、姿勢を正して橋本さんに「報告」。その光景を見て、森総理はサミットまでの「つなぎ」。この後、もう一度、橋本総理が誕生すると確信したのでした。
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発行者 衆議院議員山本たかし
IDナンバーは0000021451です。
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