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衆議院議員山本たかしの国会日誌
蝸牛のつぶやき
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1月3日(月)号
新年あけましておめでとうございます。心配されたY2K問題も、大きな混乱はなかったようですので、今年の「初つぶやき」とします。
暮れの29日、大阪市西成区の「あいりん地区」に行きました。山谷と並ぶ、労働者の街です。年末年始に仕事がないため、食住の確保が出来ない日雇い労働者を対象に、毎年、大阪市が行っている「あいりん越年対策事業」の実施状況を知るためです。今年も3千人が、大阪南港に設けられた「臨時宿泊所」で越年しました。
早朝4時から、整理券が配られ、午前8時30分から、大阪市の施設である更生相談所で「入所相談」が行なわれます。たくさんの人が行列を作るなか、300人近い大阪市職員が一人ずつ10分見当で面接。就労、生活や健康状況などを聴き取りして、面接票に記録。宿泊許可書を発行して、バスで南港臨時宿泊所へ送迎します。
「許可書をもろて、これで年末年始の食住は確保できた。お祝いや!というて、お酒を飲んでしもて、入所できなくなる人もいはるんです」。思わず「あぁ、人間してるなあ」と感嘆しました。
面接者には高齢者が目立ちます。年齢より10歳は老けて見えるそうですが、平均年齢は60歳を超えているとか。もはや、肉体労働をするにはきつい年齢。結核などの病気も増えています。その人の数だけ人生ドラマがあったのだと思いながら、面接を受ける人たちの顔を見ていました。
南港の臨時宿泊所は、トタンの塀で囲まれたプレハブ住宅。中には2段の簡易ベットがわずかの通路を残して、ぎっしりと入れられていて、失礼ながら、強制収容所を連想しました。入り口で、一人づつ職員が付いて、新しい下着等を支給した後、宿舎まで案内します。親切な対応です。こうして、7日早朝まで過ごすことになります。
職員によれば、日雇い労働者の相談を通じて、景気が少し回復していると感じるとか。それでも、一方では、青いグランドシートを家にしてのホームレスが増えています。その家も恒久住宅化しています。
一人ひとりの事情や状況に合わせた、きめ細かな対応が行政に求められている。それは、福祉だけではなく、人を相手とするすべての領域に共通する課題。政治も、そうした方向で後押ししなければならないと、改めて痛感しました。
本年も、「蝸牛のつぶやき」を、書き手の衆議院議員山本たかし共々、よろしくお願いします。
1月11日号
1月10日(月)
今日は地元の自治体主催で、成人式が行われました。来賓で参加。
主催者等の挨拶を聞いてくれる会場と、まったく聞いてくれず、友だちと「同窓会」を繰り広げ、私語ばかりの会場とがあります。会場に来なければよいのにと思うような振る舞いの人もいます。きっと他のところでは、「静かにしなさい」と大声を上げている会場もあるだろうなあ。
新成人に贈る言葉をと言われて、3つを話しました。
ひとつは、「セルフイメージ」。ひとは、自分はこんな人間だと心に思った通りなります。従って、自分に対して良いイメージを持つこと。自分の可能性を信じることが大切です。
ふたつめ。人生は順風の時ばかりではない。向い風のときは、ヨットのように、右に左にと舵を切りながら、徐々に前進すること。ちょっと回り道かなと思っても、焦らないことです。
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発行者 衆議院議員山本たかし
IDナンバーは0000021451です。
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