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2月16日(日)号
◆厚労省、労基法改正案を大幅に変更
「企業が従業員を解雇しやすくするように法整備するのか」と批判が集中した労働基準法の改正法案について、厚労省は、解雇にともなうトラブルを金銭で解決できるとした条項を、今回は法案に盛り込まないと決めました。大声を上げるのならば法案提出前だという事を実証しました。
そこで、14日の民主党総合雇用対策特別政策・厚労部門会議では、日本労働弁護団長の宮里邦雄弁護士を講師に、厚労省の方針転換を踏まえての今後の対応策を検討しました。
厚労省を押し返したとは言え、原案では「使用者は、労働者を解雇することができる」との規定が置かれています。宮里弁護士は、「労基法は労働者保護法で、使用者に対し、『してはいけない』と、各種の禁止規定を置いています。それなのに、使用者は労働者を解雇『できる』との規定を置くことは、強い違和感があります」と批判。
「解雇の正当理由の立証責任は使用者にあるとされてきたのに、解雇の正当理由がないことの立証責任を労働者側に負わせるような改正にも、反対しなければなりません」。
あわせて、今回の労基法改正に盛り込まれようとしている「有期労働契約」関連条項の改正(契約期間の上限を1年から3年ないし5年に延長など)については、欧州並みに、有期労働契約は、臨時的な雇用や例外的な雇用に限定する方向で取り組んでいくべきだとの意見が述べられました。
失業率の高止まりなど、厳しい労働環境の今こそ、望ましい労働と雇用のあり方を国民全体で議論する好機です。読者の皆さん、「雇用と労働」についてのご意見をお寄せください。お待ちしています。
■■■ 国会アクションレポート ■■■
◆ 2月13日(木)
7時45分宿舎発の連絡バスで、議員会館事務所へ。朝刊をチェック。9時、内閣府部門会議。水島広子・子ども政策担当大臣より、子ども政策会議への参画の最終確認。他党に負けない「こども政策」を練り上げます。食品安全基本法案を内閣官房からヒアリング。
11時、「1050円で叩き売った」とテレビ番組で批判されている、雇用能力開発機構の所有施設「廉売」問題で、厚労省担当者が説明に来室。「民間に売却すべきと批判されますが、土地は地元自治体の所有です。建物を地元自治体に売るので、施設はそれまで通りに使えます。売却後は、自治体が建物補修費を負担する一方、自治体には土地の賃貸料が能力開発機構から入らなくなるので、自治体にとっては、決して安い買物ではありません」と強調。国有財産の処分方法に依拠しているそうですが、衆院予算委での長妻昭代議士の厳しい追及も参考に、参院決算委員会で、さらに掘り下げた議論をと準備中です。
15時、財務省主税局から、税制改正についての説明で来室。引き続いて、大阪府東京事務所から、大阪府15年度予算案の説明を受ける。財政破綻を回避する方策の模索が続きます。
16時30分、官邸から「小泉総理、命のメッセージ展に出席」との連絡あり。総理、ありがとうございます。
◆ 2月14日(金)
7時45分宿舎発の連絡バスで、会館事務所へ。
8時、税調・年金改革PTの合同会議。厚労省が次期年金改正の論点を説明した後、前回改正の経緯と、これまでにまとめた民主党の年金改革案を私が説明。五島NC大臣より「基礎年金は最低生活保障水準に届いていない。巨額の年金積立金の運用も問題」との指摘がありました。来週21日は、税制と年金をテーマに、財務省からのヒアリングを予定。
10時30分、総合雇用対策特別政策・厚労部門会議(詳細は上述)。
11時40分、参議院議員総会。18日の「命のメッセージ展」への来場をPR。
12時、参議院本会議。小柴、田中両氏のノーベル賞受賞に対して、議長が祝意を述べました。議場のみんなは、「どこかに田中さんらが来られてるのかな」と見渡したが、もちろん不在。受賞からずいぶん日にちも経っているので、なにか気の抜けたお祝いでした。米の臨特法案を可決して、10分で散会。
14時、障害者の参政権を確保するためのPT。大阪府茨木市の知的障害者が提訴した事件の大阪地裁判決を紹介。障害者手帳の所持を在宅投票の要件にしている現行制度を、どのように改正するかを協議。
15時50分、社会保険診療報酬支払基金労組の役員が来室。先の臨時国会で民営化が決まった同基金の、将来像について意見交換。「医療機関と保険者の間に入って、診療報酬の支払機能を果たしているだけでは存在意義が問われます」と、基金の在り方について注文。「でも厚労省は、民営化されても、『手を離しても目は離さない』と、自らの管理下に置く姿勢を変えていません。自主的な運営は難しい」とのこと。医療費の適正化に、支払基金がどのような役割を果たすのか、果たせるのか。古くて新しい議論です。
18時、NPO法人国際自然大学校の設立20周年記念パーティ。佐藤校長、桜井氏の労をねぎらいました。「自然学校」の極意を一挙公開した「実践・自然学校運営マニュアル」も出版。これは貴重な実践記録であり、指導書です。会場には松沢成文代議士の顔もあり、神奈川知事選への出馬が話題に。同じ民主党の浅尾慶一郎参議院議員が自民党から出馬を働きかけられている件で、こちらは、「変な話だね」と話題に。19時30分の飛行機で伊丹へ。
◆ 2月15日(土)
深夜0時30分、NHKテレビで国連安保理から中継。国連監視検証査察委員会のブリスク委員長と国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、追加報告で「自らは一定の成果を上げている。職務を継続したい」と要望。責任者として当然の発言と受け止めました。
続いて理事国が意見を表明。議長の「申し合わせの通り、各国7分以内に」との発言にもかかわらず、最初のシリアの発言時間は倍以上。「イスラエルの暴力的行為は、なぜ放置されているのか」と、イラクへの差別的な対応に疑念を表明し、アメリカこそ暴力的だと批判。その後の国も、制限時間にお構いなし。我が国会で議長や委員長が「〇〇君、発言時間が過ぎています」と、度々注意するのとは大違い。
査察は効果を上げているし、継続すべきだ。「武力によって大量破壊兵器を破壊する」と言っても、どこにあるかも判らないのに、どうして破壊できるのだろう。武力は解決手段とはならない。
12時30分、眠気まなこで高槻京都ホテルでの肥田美代子代議士の集いに出席。会場から八尾に移動して、後援者が勤務する新井病院の事務長さんと、高齢者医療や介護の諸問題について意見交換。その後、事務所へ。
◆ 2月16日(日)
10時、森みどりさんの後援会事務所開きに参加。大阪府議会で教育や環境などの問題に取り組みたいと、意欲満々。折から小雨。「これは春を呼ぶ慈雨。4月には桜が満開となって、その後は、いよいよ、みどりの季節です」と激励。
会場から、兵庫県氷上郡の円応教本部へ。初代教主令室様のご葬儀に参列。大阪市内に戻って、心斎橋大丸前の宇治園で開催されている義兄の写真展に立ち寄り。趣味が広いといいなと思います。
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